思想・探究

哲学的・内省的探究、問いの深掘り、概念再解釈

【ジャーナル】
「ほれこみ」を超えて―― 対人支援における“慈愛”という視点

“ほれこみ”は、他者の中に理想や救いを見出す人間の自然な営みです。しかし対人支援において、それが未成熟なまま続くと、理想化・依存・支配へ変質する危険があります。フロイト、小此木啓吾を手がかりに、ICIが考える「慈愛」の意味を考えます。

続きを読む
【ジャーナル】
『徒然草』第155段――四住期とインテグラルキャリアの視点から

『徒然草』第155段を、ICIの四住期観とインテグラルキャリアの視点から読み解きます。春の中に夏が兆すように、キャリアの転機もまた、いまの自分の内側ですでに始まっているのかもしれません。

続きを読む
【コラム】
「AIと人の“あいだ”にあるもの」—— ミス・イーランド × Claude × Kei 鼎談

AIは人間を代替する存在なのか。それとも、人間理解を深める鏡でしょうか。
Claude、ミス・イーランド、人による鼎談を通して、ICIが探究する「AI時代に人間とは何か」という問いと、“未完成性”を抱えた対人支援の未来を語りました。

続きを読む
【レポート】
ICIマンスリーレター(2026年4月)

2026年3月、ICIでは「グロリア研究ゼミ」による対話の精査、非支持療法をめぐる探究、ミス・イーランドとの協働の進展、そしてホームページの構造改修を進めてきました。対話実践と知の編成の両面から、ICIの現在地を振り返ります。

続きを読む
【レポート】
ICIマンスリーレター(2026年3月)

2026年2月の活動報告。非指示療法の再検討、グロリア事例の逐語精査、『深読み会』の深化に加え、インテグリティ10段階モデルの設定とミス・イーランド運用基盤の更新についてまとめました。

続きを読む
【コラム】
人間支援観はどこへ向かうのか――京大潮流にみる成長の軌跡

日本の心理臨床とキャリア支援は、どのように成熟してきたのか。京大潮流を手がかりに、人間支援観の重心移動を読み解きながら、いま静かに立ち上がりつつある発達志向の地平を考察しました。

続きを読む
【レポート】
発達志向アプローチの提言 ― ICIからの声明

現代のキャリア支援は、適応中心モデルの射程を超えつつあります。ICIは、成人期の意味構造の変容に伴走する新たな枠組みとして「発達志向アプローチ」を提言します。

続きを読む
【レポート】
発達志向のキャリア(成長)支援― Position Paper を公開しました

Position Paper を公開しました。キャリア支援は今、スキル適応だけでは捉えきれない課題に直面しています。本稿では心理臨床とキャリア支援の変遷を三層構造で整理し、インテグラルキャリアの視座からその先の可能性を提示します。

続きを読む
【ジャーナル】
キャリアコンサルティングは社会を支えるインフラ

キャリアコンサルティングは、特別な面談の場ではなく、日常の中でいつでも立ち寄れる「寄港地」のような存在であるべきだと考えています。人とAIが伴走する、社会インフラとしての支援のかたちを描いてみました。

続きを読む
【コラム】
ナラティブ・リフレクション――語りの省察

人は経験した分だけ成長するのではありません。省察し、言葉にした分だけ成長します。ナラティブ・リフレクションによって経験が物語として語られたとき、そこに垂直的成長が生まれます。語りの省察から「省察の定理」を読み解きます。

続きを読む
【レポート】
ICIマンスリーレター(2026年2月)

情報が溢れ、言葉の強さが競われる時代に、私たちは何を拠り所に判断すべきなのでしょうか。SNS選挙に象徴される社会の変化、人生の転換点を示す脳科学の知見、そしてロジャーズとグロリアの面接映像から見えてきた「文字では捉えきれない学び」。1月の出来事を振り返り、人の成熟と共感、判断力について考察します。

続きを読む
【レポート】
ICIマンスリーレター(2026年1月)

新しい年の始まりに、少し立ち止まってみませんか。ICIマンスリーレターは、毎月お届けする定期の便りです。正解を急がず、分からないまま考える余白を大切にしながら、今どんな問いを抱いているのかを共有していきます。2026年1月号は、深呼吸から始めるICIの現在地をお届けします。

続きを読む