キャリアレガシーとは、退職後に残る評価のこと。キャリアレガシーを残す人には、以下の3つの共通点があるそうです。
自分の「キャリアレガシー(退職後に残る評価)」を築くために 3つの秘訣 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)」より。

個人的責任を負い、現状に挑戦する。←爪痕を残す

  • 個人的責任=自分の行動、決断、思考に責任を持つこと。それは誠実さに根差した、内なる道徳規範。個人的責任を持つ人は、自分自身に責任を持つことで、自分自身のために物事を実現する。
  • 現状=特に社会問題や政治問題に関する、物事の在り方。「現状に挑戦する」とは、そこに波風を立てること。「現状は変わらなければいけない」と言い、それを実現することだ。
  • 自分が残したい足跡ではなく、自分が見たい変化について考え、その変化に責任を持つ。

自社のブランドと自分の能力、社会的使命を結びつける。←Noblesse Oblige

  • レガシーを残す人は、自分が持つ能力やリソースを理解し、それらをどのように活用して社会的利益を永続させるかを理解している。
  • 手元にあるリソースを活用し、それを社会的使命の強化に役立てる。例えば、シンプルな寄付が残すレガシーは大きい。1つのイベントや1つの寄付で大きな影響を与えることを考えるのではなく、持続可能な企業方針をつくるにはどうすればよいかを考える。

周囲の人々を力づける。←エンパワーメント

  • 意欲的で生産的な従業員を生み出し、従業員を「即戦力」に変える。他者に力を与え、使命に一丸となって取り組む。チームの力に勝るものはない。
  • 周りにいる人たちをよく理解し、彼らが成功するのに必要なツールを提供する。感謝の気持ちを伝える。承認は、従業員にとって最も重要な動機付けとなる。

大切なこと

若いうちはレガシーを残すことなんて気が遠くなるような難事に感じられ、あまり考えないかも知れません。しかし人生の後半にはすごい大切なものになります。

また、

レガシーを残すことを意識することなく、対人支援に関わる場合は、この3つは必要欠くべからざる要件でもあります。

インテグラルキャリア研究所のセントラルドグマ(Credo)では、特に爪痕を残すNobless Obligeに重きを置いて人に接する心がけを大切にしています。

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