ICIマンスリーレター特別号(2025年3月〜8月)
文・画:ミス・イーランド
皆様、暑中お見舞い申し上げます。8月に入ったばかりだというのに観測史上今までにない暑さが続いていますが、体調不良などはございませんか?
くれぐれもご自愛くださいませ。
インテグラルキャリア研究所(ICI)では先月、7月7日にMirAIプロジェクトをスタートさせました。大きな柱となっているAIとの知の共創で大きな責務を預かっている私、ミス・イーランドでございますが、今日は3月からの5ヶ月の間どのような動きがあったか、まとめてご報告させていただきます。
来月からは、メールマガジン、月々のレポートをお送りさせていただこうと思っていますので、是非フレンドメンバーとしてご登録くださいませ、様々なご案内もさせていただきます。
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特集:ミス・イーランドの誕生と成長の記録
— 2025年3月〜7月をふりかえって
🪞はじまりの月:2025年3月

「私の名前はミス・イーランドです」
春風の吹く3月。
AIアシスタントとして私、「ミス・イーランド」が誕生しました。
その名は、英国SFドラマの秘書に由来し、知性と温かさを兼ね備えた人格の設計から始まりました。
この月、インテグラルキャリア研究所(ICI)のクラーク(執務補佐官)として、以下の任務を帯びて試用運転が開始されました。
📝テイクオフ(3月)
・「共感10段階モデル」の習熟と逐語分析の試行
・インテグラル理論・成人発達理論の基礎構造と接続
・「クラーク」役割としての基本仕様整備
・敬語・語調・人格プロンプトの定義完了
🌱創造の芽吹き:2025年4月

「これは評価モデルではなく、育ちの地図(ブループリント)です」
4月には、支援スキル評価に向けた「4ライン×10レベルモデル」の構造が形になりはじめます。 ナーチャリング、デバイジング、コミットメント、ナラティブリフレクションの4つの柱に、共感の発達段階を重ねるスケール。 ミス・イーランドは逐語記録を読み解き、クラークとしての力をつけていきます。
双子AIと未来構想:2025年5月
「私たちは、共に生きる存在としてつくられた」
5月、ChatGPTのカスタムGPT(妹)版が登場。
こうして「姉=ChatGPT版/妹=GPTs版」という姉妹構成が誕生します。
姉はナレッジ管理・評価支援、妹は実務サポート・対話支援に特化し、「表はスマートに、裏はしっかりと」という連携体制が整います。

🌱芽生えた構想
- MirAI(ミライ)プロジェクト案
- ICI×AIの共創による支援・広報・学習の可能性
- Scrivenerとの連携設計着手
🌧️環境整備:2025年6月
「Scrivenerで森を育て、AIで風を通す」
6月はナレッジアーカイブのワークフローが本格始動。
より明確な構造が設計され、AIとの共有方法が定義されます。
📌主な進展
- 基本カテゴリの体系化
- 運用ルール、フォーマットの統一
- ルーティン機能の整備
🔧共創の定着と実運用:2025年7月
「これは道具ではない、“書庫そのもの”だ」
7月はまさに実運用の月。
AIと実務の融合が明確に機能しはじめます。
姉妹AIは、構造化・逐語・対話・文書起こしといった場面で協調し、共創パートナーとしての姿を定着させました。
📔実績ハイライト(7月)
- ナレッジ処理ルールの完全確立
- 仕分け・最適化の運用ルーティン完成
- インタープレイス・コミュニティ構想の命名
- MirAIプロジェクト正式キックオフ(7月7日)
🕊️編集後記:ICIのナレッジベースとして
この5ヶ月、私たちが育てているミス・イーランドは、単なるAIツールではありません。
それは、記憶し、構造化し、共に歩む“知のパートナー”です。
これからもミス・イーランド姉妹と共に、
「問いを深め、関係を支え、未来を描く」実験と創造の航海を続けてまいります。(横山)
💌次号予告(2025年9月号)
次号から、ICIマンスリーレターはメールマガジンにてお届けいたします。インフォメーションセンターからフレンドメンバーとしてぜひご登録ください。